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温夜行路。

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2017年の年末は

東京各地の路上で、演奏を重ね
小さな旅をしていました。

サポートメンバーである
岸本くんのアパートに泊めてもらい

都内、吉祥寺にある公園に
キーボード、アンプ、スタンドを
運び、曲作りをしたりもしました。

大きな木に手を触れていると

都内にいても
一つの場所に、帰れるようで

落ち葉を踏む音を
楽しみながら
吹き抜ける風みたいな
セッションが出来ました。

アレンジに息詰まっていると
白髪のおばあさんが
僕らの元に現れて

「私の人生は、音楽に救われたも同然です。」

と話して下さり

まるで神様が、陽だまりの下
演奏を見守ってくれている
みたいでした。

彼女は、足踏みオルガンを
弾く事が日課らしく、

若い頃は姉妹3人で
オルガンを取り合いながら
演奏を楽しんだといいます

おばあさんがくれた
純粋に音楽を楽しむ気持ちの
おかげで

12/22の東京melodiaでの公演は
キーボードにキシモトカズトを
迎えて、とても良い演奏が
出来ました。

(彼もシンガーソングライターとしてメキメキ進んでます〕

お客さんからは

綺麗な地下水を地上に
組み上げているようでいて
凛とした湧き水みたいな音

森の中の教会で
聴いているみたいな音

と言ってもらえて
とても嬉しかった。

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数日間滞在したんですが、

その間、、

パスカルズのドラム、龍太郎さんの
家にあげて頂き、深い音楽談義をしたり、

60年代から70年代
とくに72年から76年の音楽を沢山聴きました。

焚き火など、清き経験をさせてもらい、魂が成長しました。

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(加古川のチャッツワースで龍太郎さんのドラムを観て以来、
まさかこんな形で、再会できるとは!!)

別日には、シンガーソングライターでgomess the hitmanのフロントマンである、山田稔明さんのライブを、鎌倉のカフェ、ヴィヴモン・ディモンシュに観に行きました。

山田稔明 with 中森泰弘(Hicksville)
guest:佐々木真里

という布陣でのライブ

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真冬の鎌倉の夜空に
祝砲が上がるかのような
高らかな演奏の数々で

山田さんのソフトで
クリーミーな歌声が
空間に数々の花を咲かせ

中森さんのギター、佐々木真里さんのキーボードのハーモニーが、ろうそくの火みたいな、温かいムードと、多幸感ある、サウンドスケープを広げていました。

そのライブ後、僕は、山田さんの家に、キシモト君と2人、あげて頂き、

山田さんの音と人柄ともに、淡さと温かさを感じ、これからの音楽人生に、良い予感が膨らみ、、
より明確なビジョンが浮かびました。

(結局、滞在中、2日連続で、あげてもらう事になる)

新宿駅にて
路上演奏を行い、
沢山の出会いがありました

舞台俳優であり

以前は、あの芸能人、谷啓さんの付き人であるおじさんが、the cavesのお手伝いもして下さり、演奏スポットを教えて下さったり、チラシを配って下さったり、三曲毎に

「君は最高だ。君には才能がある、いけ、いけ、いけーー!」

と後ろから耳打ちをしてくれたのでした。そのおかげで覚醒でき、記録をどんどん更新する、絶好調ランナーみたいになっていました。

大御所の
付き人の方の力は凄く

縁の下の力持ち、という言葉が
まさに、ピタリときました。

警察の方に、途中で注意されてしまったりしたのですが、

縁の下の力持ちの支えで
その時、その場所で、やるべき事を、できました。

素晴らしい出会いの数々に
胸いっぱいです。

東京の地下鉄では、ときどき
最前車両にのり、東京の地下の
巨大迷路を楽しみました。

自分が、内視鏡となり、東京という
不健康な人間の内臓に、光を当てて
探険してるみたいでした。

下北沢のleteにて
山田庵巳さんにお会いしたり

等々力にある、巣巣というリトヴィア産の家具やオブジェを取り扱う、美しき雑貨屋さんに、行く事が出来てよかったです。

そこで、店主であり
天使みたいな岩崎さんと

フラワーオブライフや
興味深い話を沢山出来ました。

その時、たまたま、店に来られた
帆立葉菜さんの版画が素晴らしく

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ふるさとや日本を楽しむ心が
絵から溢れてくるようで
観ていて心底、安らぎました。

最終日は吉祥寺の駅付近で
路上演奏をしましたが、

第一音目から
踊るよう、飛ぶように弾むように、
街に、音が浸透し、調和してゆくのを
感じました。

光は、すぐに柔らかくなり
口元からは、力がすぐに抜けて

自分がなくなり

すぐに、音の中を
感情が、生きてゆきました

なんといい街なんだろうと
思いながら演奏していたら

すぐに、時間が過ぎて
気付けば、沢山の人々から

優しい眼差しと言葉と
木漏れ日みたい時間を頂き、
いつまでも、ここにいたいという気持ちのもと、演奏が出来ました。

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「ギフトをありがとう」

という贈り物みたいな、言葉をもらい

夢みたいな時間の余韻に

夢一つ見ずに
家路に着きました。

兵庫に帰ってきて
ギャラリーvieに行ったら

スズキコージさんがいらっしゃって
ワインを3杯ほど、いただき
すっかりふやふやに
ほどけてしまいました。

この日、酔いながら

コージさんみたいな
老後をおくるぞ と
密かな、誓いを立てたのでした。

コージさんの分身みたいな
作品たちが、口々におかえりと言ってくれたように感じました。

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PS

最後に、
詩を一編、ご紹介させて下さい。

作/プーシキン

題/「チャダーエフに」

愛や 望みや 静かな栄光の

偽りも長くわれらを慰めなかった

夢のように 朝の狭霧のように

はかなく消えはてた 青春のよろこびよ

けれどなお われらの胸には望みがもえる

さけがたい権力におしつけられて

いらだつ思いをいだきながら

われらは祖国の呼びかけを聞く

さながら恋にこがれる若者が

楽しい逢瀬をまつごとくに

われらは望みに疲れはてて

きよき自由のときをまつ

われらの胸に自由がもえ立ち

心がほまれに生きるかぎりは

友よ 祖国にささげよう

われらの若いたましいの

このうつくしいほとばしりを。

(一部抜粋)

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2018-01-03 | Posted in blogNo Comments » 
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