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渡り鳥のゆく方へ

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IESHIMA SOUND UNITED 2017

 

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家島という
瀬戸内海東部の播磨灘にある島で

歌わさせて頂きました。

真浦港について、すぐの場所にある
文化ホールにて行われた
島の文化祭的な、イベントでした。

前日から会場入りしお手伝いしたり
島を散策したりしました。

歩いていると見つけた
趣ある商店の中に入ると、

懐かしい駄菓子が
たくさん並んでいて、おばあちゃんが元気よく迎え入れてくれました。

 

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旦那さんの趣味が、絵を描くことらしく

僕にこの島の港を高台から捉えた
大作を見せて下さいました。

 

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夕刻頃になると、本土に船で通学していた
高校生たちや、

買い出しに出たおばあちゃん、

仕事終わりの労働者の方たちが、ズラーッと船から降りてきました。

団塊世代の人たちが発展させたのであろう、漁業施設や巨大なクレーンなどが
力強く、瀬戸内の海と共存していました。

 

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その時代生やストイックさが
物を通して伝わってくるようで、

島と一緒に歳をとった漁船や町並みに
昭和や大正の趣があり、

カモメの 純潔で、白波みたいな色が、それらの風景に、アクセントを与えていました。

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散歩してるおばさんたちや、ユニークなイベントスタッフさんたちと、すぐに仲良くさせてもらい、他愛もない話を、たくさんしました。

島の警察の方が
緩いという話に、笑いました。

そして日が落ちると、真浦港付近には
イルミネーションが光り
派手すぎない光が、優しかったです。
夜は、super cherry jam bandのボーカルで
あり主催のフクゾウさんの家に泊めて頂きました。

解放的なった僕は、いきなりの閃きで
島の散髪屋さんで、スキンヘッドにしてもらったのですが、

頭のピカピカ光る私を、

フクゾウさんと奥さんは温かく
迎え入れて下さりました。

(解放的になり過ぎて、プロデューサーのヒロさんに、叱られた 笑)

そして風呂上がりには

島で採れた梅を
ふんだんに使った
手作り梅酒を振舞って下さった

そして、酔っ払って
奥さんが敷いてくれた布団に入れば、

脳波は、すぐに
α波へと切り替わり

なんとも穏やかな
睡眠に落ち、レム王子の計らいにより
夢さえ見ずに、島の朝を迎えました

障子をぱっと開けると

島の内陸部の山肌が見えて

紅葉の赤々した景色が、冷えた朝に
温かい気持ちを運んできてくれました。

 

ライブ当日、イベントが始まると
島民のみなさんが
思った以上に沢山集まって

和気あいあいとした
ライブイベントとなりました。

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二階席では、島の子供たちが、お母さんたちの心配をよそ目に、自由に走り回っていました。

楽屋では、島の奥さんたちが

カレーやおでんを振舞って下さり
みんなで楽しく食べました。

(姫路のおでんは
生姜醤油で食べるんですよ
関西圏以外のみなさん、知ってました?)

小学校の時に神社の
秋祭りでお神輿を担いだあと
市町村のみなさんで

ダバコが煙り、白くなった公民館の室内で、お酒くさいけど、親切な、おっちゃんたちに
可愛がってもらいながら賑やかした秋の夜を思い出しました。

河原に行列を作って
みこしを押しながら歩いた日が
すごく近い日だった気がしました。

風のない日の、昼間の波みたいに
穏やかに時間が、ゆっくり流れていました。

お寺の住職をしながら、ハードロックバンドをしているベーシストさん

バンドメンバーである夫を不慮の事故で、亡くしながらも、演奏活動を続け、笑顔を絶やさないキーボーディストさん

みなさんの味ある、演奏を聴きながら
3枚の絵を仕上げました。

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その3枚の絵は
無事、島の家に、嫁に行きました。
家島は産業衰退したり、
人口減少が問題となっているそうですが、

和気あいあいとした時間を絶やさず、

ずっと続けて行けば

島の未来は
今より、さらに、明るいものに
なると、強く強く思いますし、

一人一人が意識と
強い願いを持っていると
あらゆる事が

今より、もっともっと
美しい方向に向かうと信じています。

音楽や、情熱は、町の符号を変え
好転させる力さえあると思います。

生活の中の意欲さえ

強く強く引き上げるのが、
イベントの力です。

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別れどき、真浦港まで、みんなが

お見送りしてくれました。
楽屋に、忘れものをした僕は、

出港ギリギリに
船に飛び乗りました。

そしたら、僕の後からもう一人

動き出した船に飛び乗り
大きな笑いが、生まれました。

家島のみなさん、

近い日に、お会いできたらと思います。
また、必ず帰ります。

本当に、ありがとうございました。

 

「僕等」高村光太郎

 

ぼくのいのちと

あなたのいのちとが

よれ合い もつれ合い とけ合い

混沌とした はじめにかへる

すべての差別見は 僕等の間に 価値を失う

僕等にとっては 凡て(すべて)が絶対だ

そこには 世にいふ 男女の戦がない

信仰と敬虔と 恋愛と 自由とがある

そして 大変な力と 権威がある

人間の一端と 他端との融合だ

僕は 信じ切る心安さで

僕等のいのちを 信じている

そして 世間といふものを 蹂躙している

頑固な欲情に 打ち勝っている

 

(一部抜粋)

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2017-12-09 | Posted in blogNo Comments » 
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